新社会人必見③言葉遣い【知っていると得をする一流のビジネスマナー神７(セブン）】

ビジネスの世界では敬語を使用します。
敬語は相手を敬うことができることを伝えることができるために、自然と使えるようになっておきたいものですね。

敬語は3種類に分けられます。

丁寧語・尊敬語・謙譲語を使い分け、相手に失礼のないように言葉を選んでいきましょう。

1 ➃言葉遣い
2 よく使う敬語30
3 上司に対してのNGな言葉づかい
4 敬語クイズ

➃言葉遣い

上司やお客様との敬語はあいさつや会話だけでなく・メールのやり取り・電話対応もよく使われる敬語があります。
まずは使われる敬語をマスターしてきましょう。

よく使う敬語30

基本形	尊敬語	謙譲語	丁寧語
使用方法	目上の人に使う。相手を立てるときに使う。	自分をへりくだるときに使う。自分がへりくだることで、相手を立てる。	聞き手に対して丁寧に述べる言葉。「です」「ます」「ございます」を付けて使う。相手・内容を問わない。
行為をする人	相手	自分	問わない
する	なさる、される	（自分が一方的に行う行為の場合）いたす（相手からの許可や好意により恩恵を受ける行為の場合）させていただく	します
言う	おっしゃる、言われる	申す、申し上げる	言います
行く	いらっしゃる、おいでになる	うかがう、参る	行きます
来る	いらっしゃる、おいでになる、見える、お越しになる	参る、伺う	来ます
知る	お知りになる、ご存じだ	存じる、存じ上げる、承知する	知っています
食べる	召し上がる、おあがりになる	いただく、頂戴する	食べます
いる	いらっしゃる、おいでになる	おる	います
見る	ご覧になる	拝見する	見ます
聞く	お聞きになる	拝聴する、うかがう	聞きます
座る	お掛けになる	お座りする、座らせていただく	座ります
会う	お会いになる、会われる	お目にかかる	会います
伝える	お伝えになる	申し伝える	伝えます
わかる	おわかりになる、ご理解いただく	かしこまる、承知する	わかりました
読む	お読みになる	拝読する	読みます
与える	くださる、お与えになる	差し上げる	あげます
受け取る	お受け取りになる	賜る、頂戴する、拝受する	受けとります
利用する	ご利用になる	利用させていただく	利用します
思う	お思いになる、おぼし召す	存じる、拝察する	思います
買う	お買いになる、お求めになる	買わせていただく	買います
考える	お考えになる、ご高察なさる	拝察する、検討いたします	考えます
待つ	お待ちになる、お待ちくださる	お待ちする	待ちます
帰る	お帰りになる、帰られる	おいとまする	帰ります
家	御宅（おんたく）	拙宅（せったく）	–
会社	貴社（きしゃ）　御社（おんしゃ）	弊社（へいしゃ）	–

求人タウンマークマガジンより併用

上司に対してのNGな言葉づかい

間違ってはいないけど、失礼に当たる言葉遣いをしている方もいらっしゃるはず
あなたは大丈夫ですか？

・ご苦労様です。
⇒「お疲れ様です。」

・了解しました。
⇒「承知しました。」「かしこまりました。」

・お久しぶりです。
⇒「ご無沙汰しております。」

・大変参考になりました。
⇒「大変勉強になりました。」

・すみません。
⇒「申し訳ございません。」

・なるほどですね。
⇒「その通りですね。」「おっしゃる通りです。」

・こちらになります。
⇒「こちらでございます。」

・どちらにしますか
⇒「どちらになさいますか。」

・お座りください
⇒「お掛けください。」

・どうかいたしましたか
⇒「いかがなさいましたか」