近年、ピンクやブルーなどのおしゃれな色のワイシャツを着こなしているビジネスパーソンが増えてきました。
しかし一流企業や大手企業などのワイシャツの指定色は白とされています。
なぜワイシャツは白が主流になったのか？色の不思議な力とビジネスパーソンとの意外な関係とは？
【 色から読み解く！ビジネスシーンで与える色の影響 】
日常で無意識に選んでいる色。それぞれの色には意味や特徴があり、好むカラーによって、性格も分析できてしまう色彩心理学をご存知でしょうか。
色彩心理学とは、日本大百科全集にも解説文があるように、
肌に似合う色や色相関とは異なり、色彩の見え方・感じ方など、色彩に対しての人間の行動（反応）を研究することを指します。
また色は人の心理や行動に様々な影響を与えると言われ、色によって相手の感情をコントロールできるとまで言われています。
例えば、
とワイシャツを選んでいるとき、真っ先に黒色のワイシャツを選ぶ人は少ないですよね。
なぜなら
【 黒には威厳・拒絶・頑固などの意味や印象 】
があるので、爽やかで明るいイメージがわきにくいからです。
どちらかといえば、世界観があり、自分の感性で生きるアーティスト的な印象を与えます。
では、白色はどうでしょうか
【 白は誠実・純粋・誠実の意味や印象 】
があり、清潔感・知的さを与えるには最適な色です。
さらに白シャツは反射板の代わりにもなり、お顔の色をよくみせてくれる役目をしてくれるため、明るい印象にもなります。
何色にも染まることのできる白は、自分を目立たせず、相手の立場や状況に配慮する印象を与える色なので、” 爽やかで明るいイメージの人にみられたい ”という場合は、白を選ぶといいでしょう。
円滑にビジネスを発展させる、一流ビジネスパーソンにピッタリではありませんか？
一流企業や大手企業には、ビジネススーツに白シャツを指定している会社が多くあります。
白に秘められた視覚効果が影響しているのかもしれませんね。
そして、更に言うと、常に選択・決断・成果を求められるビジネスパーソンにとって、「今日は何色のワイシャツを着よう？」と、ビジネスと関係のない場面で選択しを増やすより、少しでも不必要な選択を減らしていくのも仕事の効率を上げるうえで必要です。
身だしなみとして相手からの印象にも配慮し、いかにシンプルに物事を考えられるかが、ビジネスにおいて、成約率アップにもつながるのかもしれません。
