印象形成心理

顔と姿勢の関係とは

印象形成とは…
他者の特性や見た目などの観察者がわかっている限られた情報からその人物の全体的な印象形成することである。

初対面の相手に人はちょっとしたしぐさや表情など
態度・容姿・声・体格を手掛かりに予測しながら付き合いを決めています。
断片的・限定的 な情報だけで相手に判断されるいうことです。

特にアッシュによる印象形成の実験が有名ですが、他にもたくさんの方々の研究論文結果があります。

1つは顔と姿勢の関係です。

信頼性があがる顔+自信が表れる姿勢

第一印象は見た目が大事と主張し
当サロンは小顔と姿勢矯正(+脱毛)を軸にビジネスパーソンの皆様に身だしなみの重要性をアプローチしているのですが、それは魅力的な顔は信頼感があがり、自信は姿勢に表れるからです。

自身に満ち溢れている俗にいうデキる男性は、顔もキリっとしていて、姿勢がよい気がします。
よい姿勢がそうさせているのか。もしくは、自信があるから姿勢がよいのか。
どちらか分かりませんが、ヴィッテン・ヘァデッケ大学の臨床心理でこのような研究結果があります。

被験者に良い姿勢で幸せそうに歩くグループと悪い姿勢落ち込んだように歩くグループに分け、40個の単語を見せました。
その後、8分間歩いたあとに先ほどの単語を可能な限り思い出させます。
すると、良い姿勢で幸せそうに歩くグループは、ポジティブな単語を多く覚えていました。
一方、悪い姿勢で落ち込んだように歩くグループは、ネガティブな単語を多く覚えていたのです。

姿勢を良くすることで、脳がポジティブ思考になり、結果それが自分自身への自信と繋がっていくのかもしれませんね!


しかし、ここで重要なのは〝顔の印象と姿勢の印象が対人印象形成に与える影響〟の論文で
顔の印象は姿勢よりも全体の過半数を占めていて
顔の印象が悪いと姿勢を良くしていも魅力が感じられないというのです。

他にもこのような論文があります。
顔と姿勢の両方が組み合わさることが印象形成に寄与するいうことです。

顔の印象と姿勢の印象が対人印象形成に与える影響

http://www.ias.sci.waseda.ac.jp/GraduationThesis/2017_summary/1W143101_s.pdf

信頼と自信は別モノということですね!

顔と姿勢の魅力が一致してこそ相手から信頼度も上がるのです。

印象に姿勢は必要ないの?

ここまでの話を読み進めていくと、信頼性は顔に魅力がないと姿勢を正しても意味がないの?と
疑問に感じるかもしれませんがそんなことありません。

例えば、言葉をもたない動物の世界で、胸を張る行為は仲間の力関係を示すのに重要な行為です。
動物は、背中を丸めて尻尾が下がっている行為は相手を怖がっていたり、服従している。などの意思表示を示していたりします。

姿勢を正されたことがある方は多いと思います。
私たち人間は、一瞬で相手の印象を変えてしまうということを本能で分かっているのではないでしょうか。

特に常に競争している男の世界では、自信や信頼で成り立っています。
以上の事をふまえて考えてみると、 顔だけ魅力的でもビジネスに活かすことは難しいのかもしれません。

視覚情報を生かそう!

第一印象はその人の成功と結びついていると言われています。
例えば、選挙など選挙ポスターの写真の印象がよいと選挙当選率が上がるというデータがあります。

イメージ戦略ですね。

本当は政治の戦略や政策で判断されなければいけないものまでも
見た目の印象が影響され、国民に判断されているのです。

選挙ポスターを拝見していると、顔が爽やかでも姿勢が悪い写真はありませんよね。
逆に姿勢がよく、目つきの悪い選挙ポスターもありません。
もっと言えば、現代は顔を修正することは必須になってきています。

クマを消したり、口角を上げたり、肌を白くしたり・・・
どれだけ印象が大事なのかはお分かりになりますよね!


最近はスマホや運動不足で姿勢が悪い方が増えています。
顔と姿勢の組み合わせは相乗効果であなたの魅力は数倍になりますよ。

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